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サラリーマンが独立して事業を始めると毎年お世話になる確定申告のことを説明

サラリーマンが独立して事業を始めると毎年お世話になる確定申告のことを説明

サラリーマンが独立して事業を始めるとついて回るのが、確定申告です。年に一度だけですが、1年間収支を集計し、税金を計算して納付するので、工夫が必要になります。

今回は、サラリーマンが独立した以降毎年付き合うことになる確定申告についてお話します。

独立したらやっておく税金関係の手続き

独立したらやっておく税金関係の手続き

独立したときに必ずやっておかなければならいのが、税金関係の手続きです。特に提出期限のある青色申告承認申請手続きは、忘れてしまうと独立初年度の優遇措置が受けられなくなってしまいます。

ここでは、独立時にやっておきたい税金関係の手続きについてお話します。

開業届、青色申告承認申請書の提出

独立を決めたらすぐに手続きしたいのが税務署や地方自治体への開業届や税務署への青色申告承認申請です。

申請用紙は、本店または事務所、自宅など事業をする場所を管轄する税務署や地方自治体に行かなくてもホームページからダウンロードできるので簡単です。

さらに郵送での手続きも可能なので、期限よりも前に到着するように送付することもできます。ちなみに、料金はかかりますが、簡易書留で当日の23:59までに送ることもできます。
※手続き時はお近くの郵便局または営業時間外の場合は本局の夜間窓口で対応してくれます。手続き時に期限日の消印になるかどうか必ず確認してください。

また、申請先がお近くなら、夜間ポストへ直接投函でも大丈夫です。ただし、翌日のポスト回収までに投函しなければ、期限内申告になりません。

[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|国税庁

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

No.2090 新たに事業を始めたときの届出など|国税庁

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2090.htm

すべての取引の記録が大事

すべての取引の記録が大事

手続きも終わり事業に専念したいところですが、あとあと大事になってくる経理業務にも目を向けておきましょう。

独立後は、事業に関するすべての取引内容を記録しなければなりません。記録の方法は、どの方法でもいいのですが、あとで利用できることを考えて、PCやスマートフォンなどデジタルデータのほうが便利です。

ここでは、確定申告の命とも言える取引の記帳についてお話します。

確定申告の成否は帳簿の精度が命

確定申告の手続きは、帳簿の精度によって成否がわかれます。コツは、青色決算書に記載されている項目で帳簿を作成することです。

確定申告書を見てもらえるとわかるのですが、独立後は、確定申告書の他に決算書を作成しなければなりません。

また、両者ともほとんどの箇所が転記または集計になっています。そのことから決算書に記載されている項目で、帳簿を作成しておけば、申告書や決算書作成が大幅に短縮できます。

逆に、ただ記録だけしていると申告書作成のときにいちいち集計しなければならないので、手間にもなりますし、時間もかかります。

収入の考え方

ところで、確定申告をするときに戸惑うことの1つが、収入の範囲と分類ではないでしょうか。

事業で得た収入は問題ないのですが、たとえば、動産や不動産の売買は、事業所得とは別に譲渡所得として申告します。

このように、同じ収入でも内容によって所得の種類が変わってくるのが確定申告の難しいところです。

費用の考え方

一方の費用の考え方は、収入に対応して計上されます。事業でかかった費用は、事業所得に計上され、譲渡の際にかかった費用は、譲渡所得に計上されます。

この所得ごとに計上される費用のことを、必要経費といいます。所得ごとに必要経費の範囲は決まっています。

複式簿記による記帳で青色申告控除65万円に

簿記とは、事業の取引を記録するシステムです。小遣い帳のような帳簿を単式簿記、科目を借方と貸方に分けて記録するのが複式簿記です。

この複式簿記による帳簿を作成することを条件に青色申告控除が65万円になります。ちなみに、単式簿記の場合は10万円となり、55万円の差となります。

記帳から申告書作成までできる会計ソフトの導入

簿記を知らない人が複式簿記を使うことは難しいと思います。そこで、取引を選ぶだけで複式簿記で帳簿を作成してくれる会計ソフトがおすすめです。

会計ソフトの中には、決算書や確定申告書も作成できるものもあります。有料で購入するものや毎月の利用料を払って利用するものなど多種多様です。

確定申告は意外と恐れるものではない

確定申告は意外と恐れるものではない

今回は、サラリーマンが独立したときになにかと付き合うことになる確定申告についてお話しました。

確定申告は、個人事業主など収入のある人が1年間の収支を計算して税金を収めるシステムのことです。

独立したときは、確定申告時に必要となる手続きがいくつかあります。期限があるものばかりなので、忘れず手続きしておきましょう。

また、確定申告をスムーズに終えるためには、取引の記録の仕方にも工夫が必要です。確定申告のときに作成する決算書の項目に合わせて帳簿を作成しておけば、集計作業が簡単になります。

さらに、有料の会計ソフトやクラウドの会計を利用することで確定申告書や決算書まで作成してくれます。

これらのことをしておくことで、確定申告は恐れるものではなくなります。